カードゲーム超人ロック戦略ブック
最終更新日:2001.11.14
目次 | はじめに | ロック編 | GOOD編 | EVIL編 | SPECIAL編 | 後記

第2章 ロック編

2.1 ロックの特徴

ロックは Good 最強のエスパーであり(注1)、 ゲーム中で最初から存在することが保障されている唯一のキャラクタです。 ロックは改心チェックによって特定の Evil を Good に変換する能力を 持っているため、Evil としては敵を増やさないためにも 一刻も早く倒す必要があります。 また、Special にとってもほとんどの場合ロックは邪魔な存在です。 よって、ロックは全キャラクタの中で最も敵の多いキャラクタと言えます。 誰がロックなのかを見極めることが序盤戦の大きなヤマになります。

(注1) 修正ルール(新キャラクター「ライザ」) によりロックは Good で唯一の Lv6 になりました。

2.2 ロックの基本戦略

周囲のほとんどが敵である一方、味方が少ないロックとしては、 敵に正体を隠すことが極めて重要な戦略になります。 さらに進んで、単に正体を隠すだけでなく、敵の誰かをロックであると 他のプレイヤーに思わせる方法も有力です。 実際、強力なエスパーであればあるほど、逆にロックではないことを 証明することが困難であるため、ロック役を他人に押しつける戦略は 決まると非常に効果的です。

ロックは Good であるため、重要拠点を4ヶ所全て破壊するか、 ノヴァを発動させることによっても勝利できます。 つまり、ロックは本来、誰一人倒す必要はありません。 純粋に戦力比(キャラクタの構成人数比)から考えても、 Evil を全滅させることはかなりの危険と苦労を伴います。 よって、最初は戦わずして勝つ方法を考えます。 しかし、Evil はロックを倒すことが勝利への必須条件であることから、 いつまでも戦闘を避けることはできません。 戦闘によって決着をつけざるを得なくなれば、 あとはキャラクタ本体の能力がものを言います。 ロックは能力面においては最高の部類に属しますから、 1対1の勝負であれば十分に勝つチャンスがあるでしょう。 しかし実戦では、複数の敵を相手に回して戦う場面が多いことや、 戦闘力はコンバットカードの運に依存していることから いつも楽な戦いになるとは限りません。 個々の戦闘に勝利するよりも、正体を隠し続け、 敵同士の仲間割れを誘う方が戦略的に有利であることを考慮して ゲームを進めるのが上策です。 「強い敵は倒せる時に倒しておきたい、でも本気を出すと正体がばれる」 といったジレンマを抱えながらプレイするのがロックの楽しみのひとつです。

2.3 ロック各論


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超人ロック戦略ブック制作委員会