カードゲーム超人ロック戦略ブック
最終更新日:2002.01.06
目次 | はじめに | ロック編 | GOOD編 | EVIL編 | SPECIAL編 | 後記

編著者後記

 「超人ロック」ゲームは実際にはかなり運の要素が強いゲームで、 秘密基地カードの出方やコンバットカードの引き、ダイスの気紛れや 「実は生きていた!」一発で戦略など吹っ飛んでしまいます。 その一方でキャラクター間の戦力差も大きく、キャラクターカードを 引いた途端に絶望的な気分になるキャラがいるのも事実です。
 しかしだからこそ自分が生きている限り、いや自分が死んでさえも、 たとえ可能性が6の12乗分の1(ジェシカが光の剣Lv.7を発動できる 確率)であっても、世界(ゲーム)の続く限り希望を持ち続け 最善を尽くすこと、その大切さを再確認することができるのです。 それは「超人ロック」本編のコミックで繰り返し語られていることでもあります。
 勝利するにしろ敗北するにしろ、僅かな可能性に賭け最善を尽くして プレイした後には爽快な満足感があります。 この戦略ブックがその満足感を味わうための一助になればと思います。
岸場

 今回の戦略ブックは、最もオーソドックスな基本戦略・戦術を集めることを 第一の目標として作成していますので、ここに書かれた戦略を素直に使えば、 まずはそれらしくプレイすることができるのではないかと思います。 特に、キャラクタ別の「偽装パターン」と「欲しい能力カード」 を網羅できたことは大きな収穫であったと思います。
 ここに掲載された戦略に慣れてきたら、相手の戦略に対する カウンター戦略(例えば、E/Gランぶりっこ対策)や、 カウンター戦略のカウンター(例えば、E/Gランぶりっこ対策対策)を 編み出すことでより奥の深いプレイが可能になるでしょう。 ただし、ひねった戦略を使うことは必ずしも勝率を上げることに貢献する わけではありません。実際、「だまし」に傾けば傾くほど、 やられやすくなるわけですから、バランスが大切です。
 付録としては、ワイルド惑星カードの活用法と 各種の確率チャートを用意しました。 特に確率チャートは私の渾身の力を振り絞って執筆した自信作です。 皆さんにも、チャート、注釈、ルールブックの3つをじっくり 見比べていただき、設定にこめられた絶妙なバランスを 味わっていただきたいと思います。
 まだまだ内容的に物足りない部分があると思いますので、 是非、ご意見やご感想を私までお寄せ下さい。
 最後に、ご多忙中にもかかわらず、快く執筆をお引き受けいただいた著者の皆様に 心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

よこちょん


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超人ロック戦略ブック制作委員会