ライザの戦略

カードゲーム超人ロック戦略ブック
最終更新日：2001.10.28

ライザの戦略

【ライザ】Ｇ、独女、6-35-6-6、変身、改心チェック可能

１．キャラクタの特徴

ライザは現行ＫＭＣルールで唯一採用されている新キャクターです。女性のロックであることや、耐久力6が目を引きますが、他のパラメータも特徴と呼べる値を上回るように設定されていて最強クラスのキャラクターです。ロックというキャラクターはゲームの中心なのでロックが動くしかないという初心者にとっては悩ましい局面がしばしばおとずれます。その膠着状態を打たれ強さをいかして強引に打開することができるライザは初心者向けのロックといえます。

また新キャラであるライザは、ＫＭＣルールでのゲームの進み方を体験するのに最もてっとりばやいキャラなのでその点でも初心者向けです。

２．基本戦略

惑星編では正体を隠しつつ能力カードを集めるという定石プレイに徹しておき、秘密基地編に入ったところで速攻に転じて秘密基地の破壊を目指します。シルエットは秘密基地編で自分以外に開けるキャラがいない状況を考慮し極力 GoodまたはSpecialを選択します。女性シルエットも避けたほうが無難です。序盤で能力を全開して戦いたい場面もしばしばおとずれますが惑星編ではそのまま勝利するのは難しく目標となるリスクのほうが高いので自重します。秘密基地編に入ったらすぐに拠点を探して開けてまわります。陣営がはっきりしないうちに仕掛けることによって戦闘を1対1とし基本能力の高さを活かします。開けてまわるリスクはありますが他のキャラと比べて高い耐久力とトラップ耐性が強みです。

実際にはあざやかに速攻が決まって破壊勝利となることは少ないでしょうが拠点の数が減っていることはどのような局面になっても有利です。改心チェックについては秘密基地編以降で可能性があれば積極的に行っていいでしょう。

３．勝ちパターン

拠点の開くのが早くEvil陣営が集結する前に2,3の拠点を破壊、あせった Specialキャラは個別に撃退し、最後の拠点は幻覚によるパーティーアタックで破壊というのが勝ちパターンです。

またこのようにはまらなくても死ななければ負けないキャラなので生存能力をいかして生き残っているうちになんとなく勝てる状況になっているというもうひとつの勝ちパターンもあります。

４．負けパターン

粘っているうちに勝てるキャラですが粘れないときはあっさりD級になります。敵味方がよくわからない状態で開けたということでとりあえずの攻撃目標になり実は味方からも攻撃を受けて死亡というのが早い負けパターンです。各個撃破が好調なときに限って人数勝利に勝利をさらわれるというケースも注意が必要です。

５．偽装パターン

ライザの偽装パターンでお約束はSグルですが、行動との整合性からまずはラグのふりをするのが有効です。秘密基地に侵入するときのレベル宣言の段階からLv5でもいいでしょう。ラグを早期に宣言すると他のGoodキャラの自由度が増します。特にラグ、Gランがいる場合ロックのふりをする等の偽装を行って協力してもらえることでしょう。

６．欲しい能力カード

能力カードは全て有効です。初期状態で特殊能力を持たないためコンバットカードの引きが悪いと常に頓死がつきまとうので能力カードでおぎないましょう。手下は特に有効で、ワイルドカードの候補です。

Pスーツは警戒装置を相手にするときパワー温存でき事故で耐久力を削られるのを防ぐことができます。Eストにも有効です。高レベルエスパー相手には使用せずあの世に持っていくつもりで使いましょう。クローンも相手にとってやっかいです。

（2001.10.28 柴田）

超人ロック戦略ブック制作委員会