カードゲーム超人ロック戦略ブック
最終更新日:2001.07.01
目次 | はじめに | ロック編 | GOOD編 | EVIL編 | SPECIAL編 | 後記

ジェシカの戦略

【ジェシカ】S、未女、1-10-2-2、独身男性とパーティを組んで生き残れば勝利

1.キャラクタの特徴

ジェシカは最低限のパラメタと非常に特殊だがあまり強力とは言えない 能力を持ち、そのうえ勝利条件も非常に厳しくて、最も恵まれないキャラの 一人です。序盤の戦闘こそ釈放能力と分解消去(の脅し)である程度回避 できますが、トラップや機械系に極端に弱く、他キャラとのサシの戦闘では まず勝てません。正体がバレてしまうともはや周りの情けにすがって生きて いくしか打つ手がなかったりします。 しかしそれだけに、見事にA級勝利(ジェシカにB級勝利は無いのですが) を決めたときの達成感は非常に大きく、上級者向けのキャラクタと言えます。

2.基本戦略

ゲーム中では珍しく戦闘をする必要が全くなく、自分も弱いキャラである ジェシカは、ゲーム全体を通して戦闘を回避しおとなしくすることが基本戦略に なります。Evilシルエットを選択してトラップにかかる確率を減らし、とにかく 生き残ることが最優先です。船持ちやニケ持ちなど機械系の攻撃に晒されると まず生き残れませんので、そういうキャラとの戦闘は極力避けたいところです。 他キャラの勝利条件が満たされた時に正体が露見していない状態で独身男性と ともに生き残っていれば、かなりの率で勝利できるでしょう。 しかしそれだけではつまらないプレイになりがちなので、あえてGoodシル エットを選択して釈放能力を生かしつつ惑星カードをなんとか集めてみるのも、 選択肢のひとつになるでしょう。 勝利条件が厳しいとはいえ明確な敵もいないジェシカにとって、偽装がバレる こと自体を恐れる必要はそれほどありません。しかしその勝利条件の性質上、 正体が露見したり、正体を明かした相手があまり多いと勝利が遠ざかります。 天敵になる機械持ちのキャラの多くはまた独身男性でもありますから、 「この人を守るんだ!」と決めてしまえば露見しての身代わり分解消去も 厭わず共に戦い抜くのもジェシカの醍醐味のひとつです。非エスパーの機械 持ちがいれば積極的にパーティーを組んでみましょう。

3.勝ちパターン

 KMCルールではロックが女性のことがあり、ゲーム中に独身男性がいる 保証がないのですが、キャラ中の比率は多いので独身男性が1人も登場して いないなんてことはまずないでしょう。ゲームの帰趨が決してから、生き残って いるキャラ達の中に独身男性がいれば擦り寄ってパーティを組んでもらい、 ゲーム終了して勝利するのがふつうの勝ちパターンです。  能力カードと展開に恵まれれば、正体を隠したままパーティを組んでおいて ゲーム終了時にびっくり、というパターンもあり得ます。このパターンで 勝利できれば、もはや超人ロックマスターと言っても過言ではないでしょう。

4.負けパターン

Drウォンがいると真っ先に殺されますし、トラップにも殺されやすいので、 たいていはD級敗北になります。なんとか独身男性とパーティを組めても、 戦闘になれば幻覚等でパーティ解除になることが多く、生き残ってもパーティを 組んだ状態でのゲーム終了にならずにC級敗北になることも多いです。 原作から考えるとなんだか不条理な気もしますが、ヤマキ2とパーティを 組んでも勝利できないので、気をつけましょう。

5.偽装パターン

ジェシカはそもそも最低のパラメタしか持っていないので、偽装される ことはあっても偽装する必要はあまりありません。自ら率先して1-2-2を 宣言し、他キャラがみんなジェシカのふりをするゲーム展開にもっていけ れば理想的なのですが、まあそういう展開にはなかなかなりません。 そこで序盤は非エスパーのふりをして釈放能力を生かし、戦闘を回避して おとなしくするのが一般的です。

6.欲しい能力カード

死ぬと勝利がありえないキャラクターなので、クローンは重要です。 またPスーツやフィールドは使いでがあるでしょう。PスーツLv.5 を着ればゲームの主役になれる可能性さえあります。 Eスーツを着て攻撃相手にダブルチェックを強要するのは、 ギャグとしては楽しいですがあまり実戦的ではありません。 まあしかし、ジェシカにとって一番欲しい能力カードは変身かも…

(2001.04.17 岸場)


目次 | はじめに | ロック編 | GOOD編 | EVIL編 | SPECIAL編 | 後記
超人ロック戦略ブック制作委員会