レマの戦略

カードゲーム超人ロック戦略ブック
最終更新日：2001.07.01

レマの戦略

【レマ】Ｇ、独女、4-20-3-4、ラフノールの鏡；ラグが死んでいると敗北

１．キャラクタの特徴

レマは基本パラメータがやや弱いのですが、特殊能力のラフノールの鏡がそれを補っており、非常に捕まりにくいキャラになっています。Evilキャラクター達の追撃からひたすら逃げ回るその姿は、よくウナギと称されます。ただ、同じ鏡持ちのフランシスと比べるとその力は一段落ちます。とくに耐久力の弱さがネックで、高めの攻撃を受けて鏡の発動に失敗すると一撃で殺されてしまいます。また、原作での設定からレベル４では珍しい変身能力を持っています。単純に鏡で逃げ回りながら重要拠点を破壊して回るプレイでも十分楽しめるいっぽう、基本パラメタの弱さのためにきちんと勝利するには詰め方を工夫しなければならないことも多く、初級者から上級者までさまざまな楽しみ方ができるキャラクターです。

２．基本戦略

　ラフノールの鏡は強力な逃避手段ですが、これを使ってしまうと Good 確定になり正体がバレたも同然ですので、おもて面ではなるべく鏡は隠して惑星カードを集めます。しかし死んでしまっては元も子もないので、6: 1以上の攻撃をうけて通常の防御や逃避ができない場合は鏡を使ってしまうのが一般的です。
　裏面では逃げ回りながらどんどん基地カードを開けて回るやり方が楽にプレイできます。鏡があるので警戒装置はあまり怖くないのですが、耐久力が少なくトラップにやや弱いので、よく頓死してしまいます。
　勝率を追求するなら、おもて面でなんとか鏡を温存し、裏面の前半は慎重なEvilキャラクターのふりをして時期を待ち、周りの状況が掴めたらおもむろに拠点破壊に回るやり方が勝ちやすいでしょう。
　ＫＭＣルールではGoodの初期配置人数が少ないため、ラグがレマと同時に登場することはほとんどありません。初期配置数や変身等でその可能性があって、かつ5-5-? 以上の不明キャラが死んでいなければ、敗北条件は特に考慮しなくてもよいでしょう。
　なお、変身能力は一般にはあまり役に立たないものですが、強力な逃避手段を持つレマの場合、あえて敵と同じシルエットにして他の味方への攻撃を軽減するトリックがあり得ます。

３．勝ちパターン

　攻撃力に欠けるが逃避に優れたレマは、やはり重要拠点破壊による勝利が基本になります。ロックとのパーティアタックでの勝利が理想的でしょう。ロックが先に殺されるなどでGoodの戦力がなくなった場合、ラグがいないことを祈りながらノヴァ発動するパターンもあります。

４．負けパターン

ロックが先に殺されてしまい、独力で逃げ回りながら奮闘するも力尽きるパターンが多いようです。

５．偽装パターン

レマは基本パラメタがもともと低いキャラなので、パラメタをごまかす必要はあまりありません。ただし鏡を使うとGood確定なので、どのタイミングで鏡を使うかが主な考えどころです。偽装候補はジェシカ、コーネリア、 E/Gラン、序盤にカードで服が入ればオクタヴィアスもアリです。裏面でまだ偽装できる状態ならば、あえてエルミっぽく振舞うのも面白いです。

６．欲しい能力カード

レマは能力カードならどれでもつかいでがあり、カード集めが最も楽しめるキャラクターのひとりです。強力な逃避能力を持っているので、Ｐスーツやジャマーがあれば大幅に戦力が向上します。松（Lv.5）なら文句なしですが梅（Lv.3）でも十分使えるでしょう。手下かフィールドLv.5があればＥストにも対抗できます。鏡の発動を確実にするために住宅街も重要でしょう。

（2001.04.18 岸場）

超人ロック戦略ブック制作委員会