カードゲーム超人ロック戦略ブック
最終更新日:2001.07.08
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E/Gランの戦略

【E/G ラン】E/G、独男、4-20-4-4

1.キャラクタの特徴

E/G ランは、全キャラクタの中で備考欄に書くことが全くない 唯一のキャラクタです。基礎パラメータも 4-4-4 と覚えやすく、 総合的に見て最もシンプルなキャラクタです。その反面、 改心チェックによって Good に変化する特殊な Evil であること、 およびライオットやグルンベルグといった天敵を抱え、 Good/Evil/Special の全陣営から命を狙われることから 立ち回りの難しい、熟練者向けのキャラクタであると言えます。

2.基本戦略

E/Gランの戦闘力では単独で相手を倒すことが難しいので、 脇役として貢献し、属性による勝利を目指すのが戦略の基本です。 ライオットやグルンベルグのことを考えると、 改心チェックによって Good に鞍替えするメリットは大きいので、 基地プレイヤーとなって重要拠点の位置を知ることにより、 改心チェックを受ける価値を高めておくのは一つの方法です。 あるいは、キャラクタカードを配布した直後の雰囲気から 改心チェックはなさそうだと判断するならば、 Evil以外のシルエットを選び、能力カードを積極的に集めて 自力で勝ち残りを狙うのもよいでしょう。

中盤以降は、自分から動き回るよりも、 どこかでじっくり様子を見る方が得策です。 ロックに対面する場合は、改心チェック後の状況が 自分にとって有利であるかどうかよく考えることが大切です。 改心チェックに成功する前にロックがやられてしまえば、 Good に変化した場合について悩む必要がなくなりますので、 Evil として生きて勝利できるよう、さらに慎重に行動しましょう。

終盤におけるE/Gランの最強の攻撃カードは「接触テレパス」です。 自らの勝利宣言によってゲームに終止符を打てるよう、 戦略的に使いましょう。

3.勝ちパターン

ナガト、社長、Eストら協力し、 Evil として勝利を全うするのが本来の姿ですが、 改心チェックによって Good となった方が A級勝利を手にする可能性が高いように思います。 ロードレオンに自分の正体を確認してもらい、 ロードレオンの手下として天敵を倒す方法も有効です。

4.負けパターン

ロック本人が強かったり、Goodが最初から優勢だったりすると 改心チェックを受ける機会を与えられず、 あっさりやられてしまう場合が多いようです。 死を目前にしたロックが改心チェックを行って成功し、 そのおかげで敗北するという道連れパターンも良く見かけます。 他のエスパーと誤解されてやられるパターンも多いので、 中盤はできるだけ戦闘を避けるのが吉です。

5.偽装パターン

能力的にもオプションにも恵まれないE/Gランにとっては、 適当な偽装候補が見当たらないというのが私の意見です。 下手に偽装するとかえって目をつけられやすく、 やぶへびとなる危険の方が大きくなります。 一方、他のエスパーの偽装パターンを考えると、 E/Gランのパラメータを偽装の初期段階に使う場合が多いので、 実は最初から能力をフルに使っても、 E/Gランだと本気で疑われるまでには時間がかかります。 つまり、他のキャラクタがE/Gランに偽装してくれるので、 自分から他のキャラクタに偽装するまでもないわけです。 強いて偽装するならば、「3-3のエスパー」でしょうか。 E/Gランとしては、なるべく周囲の注意を引かないことが 最も重要なポイントだと考えます。

6.欲しい能力カード

手下を拾えばコーネリアに偽装できます。 クローンがあれば、改心チェックを2回受けるチャンスを得られます。 鏡や亜空間フィールドは何枚あっても役に立ちます。 接触テレパスを補助する工業地域は ゲームの流れを一気に変える潜在能力を持っています。 歓楽街と住宅街を使って失敗した改心チェックをやり直すという 離れ業も一度はやってみたいものです。

(2001.07.08 よこちょん)


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